|
| 痴呆性高齢者のケア |
| 要介護者高齢者の中で、今後、痴呆性高齢者がますます多数を占めていくと予測されています。こうした状況を踏まえながら、これからの高齢者介護においては、身体ケアのみではなく、痴呆性高齢者に対応したケアを標準として位置付けていくことが必要であるとされ、新しいケアモデルの確立が課題となっています。 今回の調査・研修では、オーストラリアにおける痴呆性高齢者に対するケアをテーマとしてとりあげ、施設における総合的な取り組みから各種セラピーまで、様々な角度からの実践事例を学びます。 |
| ◆ | ビクトリア州ヒューマンサービス省 | |
| オーストラリアにおける高齢者ケアについてのレクチャーを受けます。 | ||
| ◆ | ウィロウズ・ホステル | |
| ダイバージョナル・セラピー(気晴らし療法)について、特徴や既存のセラピーとの違い、またダイバージョナル・セラピーの目指す方向性等についてのレクチャーを受け、施設内で実施されているダイバージョナル・セラピーの実際を視察します。 | ||
| ◆ | アダーズ・ナーシングホーム | |
| 「歩行可能な問題行動のある重度の痴呆高齢者が、施設の拘束を受けず、ごく普通の家庭で暮らすような生活をおくること。誰でも、どこでも、何でも、できること。安全で幸せでストレスのない生活をおくること。」という理念のもとに、問題行動を起こす痴呆性の高齢者を抑制せず、ハード面で様々な工夫や一人ひとりの個別性をふまえた生活プログラムを立てることなどにより、痴呆性高齢者の自由を尊重した総合的なケアを提供している痴呆性高齢者専用施設を視察します。 | ||
| ◆ | ベネヴォレント・ソサエティ ザ・ベックスレイ・センター | |
| ベネヴォレント・ソサエティが運営する高齢者施設。オーストラリアの施設における高齢者虐待の現状・予防についてレクチャーを受けます。 | ||
| ◆ | エリザベス・ロッジ高齢者施設 | |
| 民間のクック・ケア・グループが2003年にオープンした高齢者施設。60床のナーシングホームと20床の痴呆性高齢者専用棟で構成されています。痴呆性高齢者専用棟では、スヌーズレン(感覚統合療法)を取り入れ、「sensory room」や「sensory garden」を設置しています。それらの内容や効果、使用法等のレクチャーも含めて痴呆性高齢者のケアについて学びます。 | ||
| B.オーストラリア コース |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ☆ | 発着日時及び交通機関は変更になることがあります。 | ●食事(朝=朝食、昼=昼食、夕=夕食、機=機内食) | ||
| ☆ | 利用予定航空会社 JL=日本航空 QF=カンタス航空 | |||